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【終了しました】10月15日(日)大箕山菅山寺体験交流会「ミーツザ菅山寺フォレスト」

小雨が断続的に降る天気のなか、総勢40人で菅山寺の森へ。

森の上部はブナの森。雨降る森でブナは樹幹流を流し、ベール包まれます。まさに雨だからこその景色です。この雨が樹下に吸い込まれ、細かな根をもつブナは保水力が高い木としても知られています。

そのブナの森の下には、固いチャートが基盤をつくる朱雀池がたたずんでいます。山の上にあるお寺では水は大切な資源。保水のためにブナを管理していた人の営みが垣間見えます。この豊かな森である背景に、生活していた人の意図が透けて見えるのも菅山寺の森の魅力です。

到着した山門では、折れたケヤキを観察しながら自然と利活用についての議論が始まりました。
昼食時には護摩堂で雨をしのぎながら、この森と付き合い方を模索する意見交換会も。参加者それぞれの思いが交差する中、前向きな議論ができました。この思いが何らかの形になれば・・・。

菅山寺の森のあとは、木之本は田上山を下山します。ここは菅山寺城跡や田上山城跡など歴史がつまったコースです。城郭研究家の長谷川博美さんに解説をしてもらいながら下りました。

チラシのコピーの通り「この森との付き合い方をみんなで歩いて、話して、考える1日」になりました。
ご参加くださったみなさま、おつかれさまでした。そして、ありがとうございました。

湖北の名刹 菅山寺の森との新たな付き合い方をみんなで歩いて、話して、考える1日

参加費 1,000円( 弁当代・保険代・資料代を含む)
コース 菅山寺の森(1.6km)+田上山の森(4.4km)
服装持ち物 山を歩くのに相応しい靴・服装、飲み物、敷き物 など
申込みはウッディパル余呉まで

菅山寺(かんざんじ)は奈良時代に開山されたお寺で、当初は竜頭山大箕寺と名乗っていました。平安時代には、幼少期をここで過ごした菅原道真公が寺院を復興。大箕山菅山寺と改められ、多い時には3院49坊の寺院があり大変栄えました。しかし江戸期以降に衰退しやがて無住に。建物が朽ちていく一方、広大な境内には豊かな森が残され、背後のブナ林をはじめ、さまざまな木がのびのびと生き、現在では野鳥をはじめとする自然観察の場としても知られています。

 これほど豊かな森がどうして残ったのか、そのヒントはかつての人の営みにあるようです。今回の体験交流会では、菅山寺の森の魅力と秘密を紐解き歩きながら、残された森とこれからどう付き合っていけばよいのか、その未来をみんなで考えます。

菅原道真公のお手植えと伝えられ、樹齢千年とも云われるケヤキが、9月初旬に折れてしまいました(写真右側の木)。 残念なことですが、これも今後の森との付き合い方を考える材料にしたいと思っています。

チラシPDF

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